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 第一章〜日常+崩壊=新たな世界〜  第一話 罅割れ


「ふぅ・・・」

何もない場所に向かって俺はため息をついた。

昼休み、屋上、青い空、流れる雲

この景色が一番好きだ、だから毎日昼休みには平穏と安らぎを求めてここに来ている。

まぁ、その平穏も長くは続かないわけで・・・



「しょーへー。」

これだ、この声が俺の平穏を乱す悪魔もとい幼馴染、倉野 涼子だ

「おーい。」

そういって俺の顔を覗く。

「あ、なんだ?」

「なんだ?じゃないわよ、かわいい幼馴染が二人でご飯食べようって誘いに着たのに」

涼子がそう言うと後ろから

「おーい、涼子俺を忘れてねぇか?」

と言う声がした。

顔を出したのは中学時代からの親友、森田 孔児だった。

「あぁ、忘れてた。」

そういって笑いながら孔児に言う。

「うぅ、ひでぇ。」

「まあまあ、いいじゃないそんな細かいことなんか。」

(俺は細かくないと思うけどな・・・)

そう思ったが口には出さないことにしておく。

破壊神とあだ名されるこいつにそんなこと言うのは自殺行為だからだ。

「それよりさ速く食べよ、昼ごはん。」

涼子はそういって、購買で買ってきたであろうサンドイッチを5つ出した。

「おい、涼子まさかそれ全部一人で食うきか?」

「まさか、一個はあんたのぶんよ。」

と言って、サンドイッチを一個投げてよこした。

「そっかサンキュー。」



『ピシッ』



俺が涼子の握力で潰れかかったサンドイッチを受け取るのとほぼ同時にこんな音がした。

「なぁ、なんか変な音しなかったか?」

「さぁ?気のせいじゃない?」

「そうか?」


『ピシシッ』


「っ!ほ、ほらまたなった。」

「はぁ?あんた熱でもあるんじゃない?何にも聞こえなかったわよ?」

涼子は呆れ顔でこう言った。

(おかしい、俺よかこいつのほうが耳がいいはずだ・・・)

その時、


『ピシシシシッ>ピシャッン』


何かが壊れた音がした。

「なぁ絶対何か・・」

「「翔平後ろっ!」」

2人にそう言われた時、おれの目の前は既に真っ暗だった・・・

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